スタジオ4℃はこうして出来た!!
ある日。
ファミレスへ 呼び出された田中栄子が座席を見回すと、
そこには若き日の森本晃司と佐藤好恵がいた。
一体何の相談かと思いきや、彼等の口からは意外な言葉が飛び出して来たのだった。
「僕たちのスタジオを作ってください」

* * * * *
そのころ、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」と日本アニメ史上に残る大仕事を二つもかかえ、激務を重ねていた田中栄子は胃に穴が4つもあいていた状態であった。
そんな折り、最初彼女は彼等の意図が解せなかったのだ。
「えーアキラの作画監督もしてる森本さんと、トトロのキャラやってる佐藤さんとじゃ方向性がちがうじゃーん。」
しかしこの三人は「魔女の宅急便」ですっかり仲良くなってしまっていたのであった。
「でもなんで?なんで拠りによってその2人がスタジオなんか作りたいわけ?」
森本晃司がぽつりとつぶやいた。
「僕たち、ハーレムが作りたいんです」
こうして田中栄子はプロデューサーに収まり、家賃を出し合ってスタジオ4℃がスタートしたのであった。今は吉祥寺にオフィスを構え、日夜世界的アニメーション制作に余念がない。

ちなみにスタジオ4℃の名前は「常に新鮮でいる」ために、鮮度を保つ最適温度である4℃からとったらしい。(冷蔵庫内の温度は4℃)

*ちなみに外国人は誰も「4℃」を「よんどしい」とは納得しないので、海外向けには"ウルトラC"を意味するBeyond-cという名前で表記するのだ。

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